鼻形成 学術モニター募集中(9月1日〜10月31日)

監修医師

モレロ オースティン誠

MSA美容外科 院長モレロ オースティン誠

略歴
2018〜2024年 大手美容外科沖縄院 院長
2024年 MSA美容外科 開院

所属学会
日本美容外科学会(JSAS)会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本美容外科学会(JSAS)認定専門医
アメリカ美容外科学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本美容外科医師会 会員

Closed (クローズド法)での鼻形成 学術モニター募集

9月1日〜10月31日の期間、鼻形成の学術モニターを募集します。Closed法でできる鼻先の施術が限定となります。カウンセリングは無料です。

受ける施術にもよりますが、学術モニターとなった場合は定価から30〜50%offとなりますため、患者様としてもかなりお得な条件となっております。

鼻形成の主役は “鼻先”

鼻形成の「結果」は、鼻先の形で評価されます。鼻すじや、鼻根の高さ、小鼻の厚みなども重要な要素ではありますが、あくまでも鼻先とのバランスを保つための役割であって、主役ではありません。

鼻形成の主役は「鼻先」です

鼻先をメインに治療する場合は、このクローズド法で最適な治療をできることが多いのです。

Resting Angle

鼻先の丸みは軟骨の大きさや太さだけではなく、軟骨同士(下図の赤と青のそれぞれの軟骨)が接している角度が原因となっていることも非常に多いです。この角度をresting angleと言いますが、これを調整せずに糸だけで結んでも、何も変わらないことが多いのが多くの鼻尖形成の問題点です。

Resting angleは比較的新しい概念のため、日本国の美容クリニックで提供されている多くの鼻尖形成では考えておりません。古典的な「糸で結ぶ」とか「脂肪を除去する」だけとなっているため、ほとんど変わった感じがしないという結果が多くなってしまうのです。

MSAでは、このresting angle に着目した鼻形成を常に意識しております。Resting angleを調整することで鼻先の細さだけでなく、適切な向き(上下)も調整されます。下向きになっている鼻先(いわゆる魔女鼻)のような状況もほとんどがこちらのresting angleの調整をすることで改善します。

調整手技としては、Cephalic trim, Gruber suture, Modified Gruber suture, Kovacevic Sutureなど様々ですが、軟骨の状態やその他の希望に応じて適宜選択しております。

なぜ、Closed(クローズド法)?

Closed(クローズド法)にこだわる理由としては、回復の速さと、傷が残らないこと、そして無理のない自然な仕上がりです。

Closed(クローズド法)だと、できることは限られているので、適さない方ももちろんいます。軟骨をたくさん使ったり、大掛かりな施術が必要な場合は、どうしてもOpen(オープン法)となります。

しかし、Closed(クローズド法)でいけるならば、断然それが患者様にとってのメリットなのです。

ビル建設 から 増築の考えへ

長年に渡り、ビルを建築するように軟骨をたくさん移植するstructural rhinoplastyが主流をなしておりました。そして、それらのほとんどはOpen(オープン法)で施術が行われていました。

しかし、2018年頃から米国のDaniel 医師やトルコの Cakir医師らが提唱した「鼻のもともとの構造をなるべく崩さずに形成するスタイル」であるpreservation rhinoplastyが流行しはじめました。とくにCakir医師はClosed(クローズド法)にこだわっており、仕上がりも美しいです。

StructuralとPreservationの違いを簡単に例えると、ビルを一から建設するのではなく、元々の建物に増築やリフォームを加えるというようなことになります。

肋軟骨などを使った、ビル建設のような鼻形成(structural rhinoplasty)も必要な考えですが、時にはそれが無理をしすぎて、長期的な治療成績が良くないことがあったのです。

どんなに軟骨を積み重ねても、元々の皮膚の量や鼻の中の粘膜の量が増えるわけではないので、preservation rhinoplastyは理にかなっているのです。

当院のこだわり

当院ではpreservation rhinoplastyを基本スタンスとした外鼻形成をしております。時にはstructuralな考えも取り入れたhybrid rhinoplastyも行います。

とくに注力しているのが、鼻の中のリガメントと呼ばれている構造です。

鼻の手術をする際、上の図の紫、青、緑の軟骨の部分だけが注目されがちですが、白、黄色のリガメントの部分も非常に重要なのです。

とくに鼻先の位置を決定する上で、それらリガメントの処理方法が大きな影響を及ぼしますが、実際にそこまで考えた処置を提供しているクリニックは多くありません。

MSAが選ばれる5つの理由

  1. 解剖に根差した“温存”主義
     鼻尖〜鼻背の支持組織であるPitanguy ligamentScroll ligamentを必要に応じて温存/処理Supra-tipの自然なくぼみ(自然なSライン)や鼻尖の可動域を維持しつつ、長期安定を狙います。日本ではまだ意識されにくいポイントまで踏み込むのがMSA流。
  2. “Resting angle”重視で鼻先を繊細に最適化
     大鼻翼軟骨と外側鼻軟骨の角度(Resting angle)を調整。Kovacevic sutureやGruber suture等を使い、丸み・向き・陰影まで細やかに制御します。必要に応じて軟骨移植も併用。
  3. 世界最前線の知見を実装
     最新概念**“Fusion sling”**(鼻尖懸垂の新しい捉え方)にアップデート。Pitanguy視点と統合し、より予測可能で安定的な鼻尖形成を志向。国際的潮流を自院の術式設計に反映します。
  4. Open/Closedを症例に応じて使い分け
     Closed法でも到達可能な範囲で鼻中隔延長等を提示。傷跡をつくらずに形を変えたいニーズにも応えます。大幅な延長や複合操作が必要な場合はOpen法で確実性を優先。
  5. 術後まで伴走する“職人”のアフターケア
     ダウンタイムの目安や想定副作用を丁寧に共有。必要があれば再治療(調整)も実施し、追加費用はいただかない方針を明示しています。

デザイン思想(MSAの美学)

  • “作る”ではなく“活かす”:元の形態・表情の動き・光と影の出方を尊重
  • 質感までデザイン:鼻尖の光のハイライトが自然に現れる位置関係へ
  • 逸脱を避ける:顔全体のプロポーションに沿った“過度にやりすぎない”調整
  • 最新×温存の両立Pitanguy/Scrollの知見とFusion slingを統合し、長期的な安定と自然さを両立

学術モニターの概要と目的

(モニター募集目的)

Closed (クローズド)法 の鼻形成術を提供する上での効果およびダウンタイムの検証。

(対象者)

これまで鼻形成術 を受けた事がなく、18歳以上の成人で、診察で適応があると認められた方。診察当日の治療をお引き受けできませんのでご了承ください。カウンセリングは無料です。

(治療内容)

Closed (クローズド)法での鼻形成(鼻中隔延長、鼻尖形成、コルメラストラット、猫手術など)

(検証期間)

術前、術直後、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後、1.5年後、2年後

(画像について)

学術発表では、目をつぶした状態での画像を使用します。インスタやその他広告では、他の画像と同様、頬から下でのみ画像を使用します。

ご予約はこちらのリンクから

https://reservation.medical-force.com/c/409b00f97ff64c3fb1c55d09f769a410

モデル症例の解説

学術モニター実際の症例(2025年9月13日 手術)(2025年9月20日 抜糸)

学術モニター(Closed法)の症例公開および解説です。カウンセリングの経緯も書いてありますため、よければご一読ください。BEFOREと術後1週間の経過のため、まだ腫れは少しありますが、順調に経過しております。

(カウンセリング)

元々、小鼻のお悩みで相談にいらした方でした。他のクリニックでもカウンセリングをされておりましたが、①小鼻縮小を提案されたり、②鼻先と一緒に小鼻縮小を提案されたりしておりました。

私は②のカウンセリングに賛同しましたが、その理由を説明された方患者様に聞くと、あまりそのような解説はなかったとのことでした。

当院では、そのままの形で小鼻縮小をやった場合に2パターンの結果がありうるとまず説明しました。パターンa:効果がわかるように小鼻を縮小させると、形が不自然になってしまう。パターンb:不自然にならない程度に小鼻を縮小すると、ほとんど効果がわからないという不満足になる。なぜ、小鼻縮小だけでは足りないかを予想される結果を丁寧に説明させていただきました。

次にそれを解消する手立てとして、「鼻先を少し高く細くること」から始まる小鼻の引き伸ばし効果をベースとした治療が必要と説明しました。鼻先と小鼻は隣り合わせで、密接な関係にあります。単体だけの治療で済む場合ももちろんありますが、同時に手を加える必要も多いのです。目の下のクマと、頬のように、連続したユニットなのです。

Before After画像を見ていただくとわかりますが、小鼻の位置は大きく変わったわけではありませんが、鼻先を整えることで、鼻先の外が適正な角度に引き込まれ、それに連動して小鼻の上の方が倒れ込みます。難しい言葉で解説すると、私が師匠に教えてもらいました “Long Middle Vault” の実現となります。

他にも、鼻柱と小鼻の関係についても言及しました。Retracted Columella および Hanging Alaeという状態です。小鼻の外側が下に張り出しており、正面だけでなく、斜めの角度から見た時にも、鼻柱と小鼻のバランスが不揃いであることを説明しました。画像の説明シートにも記載しておりますため、気になる方は読んでみてください(プライバシー保護のため 一部モザイク加工あり)。

メニュー名に落とし込むと、結果的には上の②と同じ「鼻先形成」「小鼻縮小」ということに変わりはありませんでしたが、説明はあくまでも「どのように綺麗な鼻を達成するかをアプローチからゴール」へと説明をしたところが当院のカウンセリングの特徴となります。

さて、難しい話はそこまでで、ここからは簡単な解説です。

簡単にいうと、小鼻のハリというのは、すぐに小鼻縮小を選択するのではなく、鼻先との関係性・そして適度に見える鼻の穴が「綺麗な鼻」に近づくための大原則だということです。

特に鼻の穴の見え方。英語で言う、Nostril Show、これは最重要とも言えるのです。

人は顔を見る時、細部を見ているわけでなく、形、光、影、白・黒などのぱっと見の輪郭で認識しているのです。そこで綺麗かどうかを決めているのは、大きいとか小さいとかと言うものだけでなく、どっちかというと、整っているかどうか、連続性があるかどうかなどのニュアンスなのです。また、難しい話になっていますね。

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