6月17日の外鼻形成
監修医師
MSA美容外科 院長モレロ オースティン誠
略歴
2018〜2024年 大手美容外科沖縄院 院長
2024年 MSA美容外科 開院
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)関連会員
日本美容外科学会(JSAS)認定専門医
The Rhinoplasty Society 海外会員
アメリカ美容外科学会(AACS)海外会員
日本美容皮膚科学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員
今回の鼻形成では、鼻根から鼻背、鼻尖、鼻柱までを総合的に整える構造的な鼻形成を行いました。
いわゆる、鼻フルというものです。
さすがにここまでの内容をクローズドではできないため、久々にオープン法で行いました。
手術直後の画像となります。頬や鼻根などはすでに腫れてきておりますが、鼻筋の流れからは鼻先の形はわかるかと思います。半ラウンド型を希望されており、達成できております。

今回の鼻形成では、鼻根から鼻背、鼻尖、鼻柱までを総合的に評価し、それぞれの部位に対して必要な処理を組み合わせて行いました。
ハンプが非常に強い症例ではありませんでしたが、鼻背にはわし鼻傾向を認めたため、鼻根から鼻背にかけてはpush-down法を用いて鼻背ラインを調整しました。push-down法は、鼻背を単純に削るのではなく、鼻背の構造をできるだけ温存しながらラインを整える方法です。
また、眉間から鼻根部にかけての骨格も重要なポイントでした。もともと眉骨の高さがあるため、鼻根部が相対的に低く見えやすい状態でした。そのため、鼻根部には耳介軟骨を細かく刻んだdiced cartilageを注入し、眉間から鼻根、鼻背へと自然につながる移行部を形成しました。単に鼻を高くするのではなく、周囲の骨格とのバランスを見ながら高さを補うことを重視しています。
鼻尖の支持構造に対しては、end-to-end caudal septal extension graftを用いて鼻先の土台を作成し、さらにpaired batten graftで補強しました。これにより、鼻尖の位置や向きを安定させ、長期的な支持性を高めています。
鼻尖形成では、cephalic trimにより鼻翼軟骨の余剰部分を調整し、scroll ligamentの処理を行いました。そのうえで、Kovacevic sutureおよびVerona sutureを用いて、鼻尖の形態、projection、definitionを細かく整えました。鼻尖は、軟骨をただ足すだけではなく、軟骨の形・向き・支え方を細かくコントロールすることで、より自然で安定した形を目指します。
鼻柱部にはshield graftおよびcolumella augmentation graftを用い、鼻柱の形態と鼻尖下部の支えを補強しました。
使用した軟骨は、耳介軟骨および鼻中隔軟骨です。それぞれの軟骨の特性を活かし、鼻根部のボリューム形成、鼻尖支持構造の補強、鼻柱形成に適切に使用しました。
このように、MSA美容外科では、鼻を「高くする」「細くする」といった単純な変化だけでなく、鼻背ライン、鼻根部のつながり、鼻尖の支持性、鼻柱の形態までを細かく設計しています。
専門的な術式を症例ごとに組み合わせることで、見た目の自然さだけでなく、構造的な安定性も重視した鼻形成を行っています。
沖縄で鼻整形を検討されている方にも、より専門的で立体的なアプローチによる鼻形成を知っていただければと思います。
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