「1万円の価値」が変わった時代
監修医師
MSA美容外科 院長モレロ オースティン誠
略歴
2018〜2024年 大手美容外科沖縄院 院長
2024年 MSA美容外科 開院
所属学会
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)関連会員
日本美容外科学会(JSAS)認定専門医
The Rhinoplasty Society 海外会員
アメリカ美容外科学会(AACS)海外会員
日本美容皮膚科学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員
「1万円の価値」が変わった時代に、美容医療はどうあるべきか
かつて、1万円という金額には重みがありました。少し前までは、1万円あれば「ちょっと贅沢ができる」「しっかりした買い物ができる」そんな感覚があったはずです。
しかし今、その価値は確実に変わっています。あっという間に使われてしまう、1万円。
1万円は「あっという間に消えるお金」になった
例えば、身近なところで考えてみてください。
- Hotto Mottoのお弁当、気づけば数年前よりしっかり値上がりしています
- コンビニで軽く買い物をすれば、すぐに1,000円を超える
- ガソリン代、電気代、日用品…すべてがじわじわ上昇
以前なら「1万円あればしばらく安心」と思えた生活費も、今では数日分、場合によっては1日で消えてしまうことも珍しくありません。
さらに円安の影響で、医療機器や薬剤など“輸入に依存する分野”は、実質的なコストが大きく上昇しています。
つまり──
1万円という金額そのものは同じでも、中身の価値は確実に薄くなっているのです。

それでも「美容医療は安くできる」は本当か?
ここで一つ、冷静に考える必要があります。
もし今、「1万円で高品質な美容医療を提供しています」というクリニックがあるとしたら、それはどういう構造なのでしょうか。
物価も、薬剤も、人件費も上がっている中で、価格だけを据え置く、あるいは下げるということは──
どこかで必ず帳尻を合わせる必要があります。
それで、さらに利益を出すということは、帳尻合わせどころか…
価格競争の裏で起きていること
実際に起こりやすいのは、次のような調整です。
- 使用する製品・薬剤の 質を下げる
- 一人あたりの施術時間を 極端に短縮する
- マニュアル化された 「考えない処置」にする
- 医師の関与を 最小限にする
つまり、「安さ」は単独で成立するものではなく、何かを削ることでしか実現できない構造なのです。
とくに医師の関与を最小限にするという構造は、「カウンセラー制度」などで可能となっております。
美容医療は「ファストフード」じゃない!
前職の大手美容クリニックの本社と喧嘩した時に使った言葉
「私が提供している医療は、ハンバーガーじゃないんだよ!!!」
美容医療は、同じ施術名であっても、結果は一人ひとり違うはず。また、
骨格、皮膚、筋肉の動き、生活習慣、価値観──それらを踏まえて「どうデザインするか」「何を選ぶか」「何を選ばないか」を考えることが、本来の医療の役割です。
しかし価格を極端に下げると、この「考える工程」がまず最初に削られます。
なぜなら、時間も人もコストだからです。
そこで、ここで改めて「1万円」という金額について考えてみましょう。
- コンビニ数回で消える金額
- 外食を数回すればなくなる金額
- 日常生活ではすぐに使い切ってしまう金額
その一方で、美容医療では「価格競争」が起きている…。
違和感を感じませんか?
ファストフード美容で、綺麗になると思いますか?
MSA美容外科としての考え方
私たちは、「安さ」を否定しているわけではありません。
しかし、安さだけを基準にした医療には、明確な限界があると考えています。
- 適切な製品を選ぶ
- 十分な時間を確保する
- 個々に合わせて設計する
- 医師が責任を持って関わる
これらを維持した上で提供できる価格には、どうしても現実的なラインが存在します。

最後に
今の時代、1万円は決して小さなお金ではありません。
ただし、「できること」は確実に減っています。
だからこそ大切なのは、
「その1万円で、何が提供されているのか」
「何が省かれているのか」
を見極めることです。
美容医療は、単なる価格ではなく、
その背景にある考え方で選ぶべき時代に入っています。
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